報告・連絡においては、結論を先に述べることが求められます。
その後に補足説明を述べるということが一般的でしょう。
ところが、先に述べる結論については、報告者本人の本心と異なる場合もあり得ます。
自分が出した結論は本心とは異なるものの、回りくどい説明や反論したりしていては埒(らち)が明かなくなるので、致し方なく結論づけるという場合も考えられませんでしょうか?
上司や組織の長となれば、部下の本心は関係なく、会社や組織として、絶対服従だと言いたいところかもしれません。
一昔は、それで折り合いをつけてきた時代でした。
ところが今や、相手の人間心理を無視して指示・命令すること、個人より会社や組織重視という考え方では、部下はついていかなくなり、簡単に離れてしまう時代となりました。
部下を甘やかす訳にはいきませんが、部下の本心も聴くという心構えができてこそ、人の上に立てるように思いませんでしょうか?
結論と本心が異なる場合もあり得る・・・
管理者としては部下とコミュニケーションにおいては、このことを認識する必要がありませんでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
https://www.seikofamily.co.jp/form/form.html