「現状の人員では手が足らないので、増員したい!」
部門の責任者であれば、誰しも思うことでしょう。
勿論、1名でも増員した場合の経費も充分に賄(まかな)えるかどうか、採算面は考慮するでしょうが、採算面以外のことまで考えているかどうか、責任者によっても個人差があろうかと思います。
責任者としては可能であれば、即戦力の人員を増員したいでしょうが、なかなか即戦力とはいかないのが世の常でしょう。
たとえ社会経験のある中途採用者で、実務面では即実践できそうであっても、自社内では新人ですし、自社の風土・文化に馴染んで戦力化するまでにも、ある程度の土台づくりの時間を要します。
更には、増員したらしたで、責任者としては管理する項目が確実に増えます。
そういったことも踏まえて、増員するのであればよろしいでしょうが、無いものねだりで、即戦力やら、増員すれば即刻仕事がワークシェアリングできることやらを思い描いていては、思い通りにいくはずもありません。
増員しても戦力化の前に土台づくりが必要・・・
このことを組織の責任者、管理者としては、このことを忘れてはならないとは思いませんでしょうか?
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