CEOとは、最高経営責任者(Chief Executive Officer)のことを意味しますが、最近、CHOという役職もあるという文面を目にしました。
CHOとは、最高幸福度管理責任者(Chief Happiness Officer)のことを意味するようです。
従業員の幸福度を管理する役職のことで、幸福度の高い従業員は、そうでない従業員に比べ、生産性は30%、営業成績は37%、創造性にいたっては3倍も高くなるというアメリカでの研究結果が出たようです。
日本では、エンゲージメントレベル(会社に対する愛社精神)が非常に低い従業員が45%もおり、これは先進国の中でも突出して多いことが、労働力調査によって知られています。
愛社精神の低い従業員の比率が極めて高いといった調査結果に対し、日本の経営層であれば誰しも「いかがなものか!」と言いたくなることでしょう。
従業員からすれば、会社や経営層、身近な職場の上司に対して、日頃から不平不満を抱いているようであれば、当然愛社精神など無いに等しいはずです。
経営層、管理者、上司という上席者の立場であれば、日頃からどのように部下や従業員に接しているのかで、愛社精神を持つか持たないか、大きな分かれ目になることと思います。
関心を持って接しているか?
「愛とは関心を持つこと」と言われる通り、まずは上席者が部下に対していかに関心を持って接しているか、見直す必要はありませんでしょうか?
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