形のないモノを売ってるサービス業には、目に見えない価値が一体何かを明確にしないことには、売れるはずがありません。
ところが形のあるモノをつくって売るにも、目に見えない価値があり、顧客はその価値に対してお金を支払っているはずです。
どうしても形のあるモノは、そのモノを売ったらそれで良しと考えがちでしょうが、モノに何ら価値が無ければ、実はサービス業と同様、売れるはずがないと思いませんでしょうか?
例えば腕時計であれば、高級腕時計もあれば、安価なデジタル腕時計もあります。
単に時刻さえわかれば良いということであれば、安価なデジタル腕時計があれば充分でしょう。
一方、高級腕時計は、単に時刻さえわかれば良いということではなく、ステータス(社会的地位)をも価値として備わり、消費者はステータスを手に入れようと、高いお金を支払って買おうとします。
寝具においても、安い寝具セットもあれば、高品質な枕、マットレス、ベッドといった高級寝具セットもあります。
高級寝具セットは、単に枕、マットレス、ベッドを売るのではなく、質の良い睡眠を取れる道具として、安眠を売っていると考えられませんでしょうか?
そう考えると、製造業は単にモノをつくって売ればそれで良しではなく、顧客、消費者がどういった価値を求めるかを根本的に追求する必要はありませんでしょうか?
目に見えない価値とは?
今一度、考えてみる必要はありませんでしょうか?
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