「うちはうち、よそはよそ!」
我々が幼年期の頃、よく耳にしたものです。
自分の親のみならず、近隣の同級生の親も、よく言っていたようです。
今になって、このことが改めて腑に落ちたようにも思います。
哲学家の森信三先生の語録に、
「われわれ人間が、もし幸福を希(ねが)うなら、絶対に自分を他人と比べず、わが家を人の家と比べてはいけない!」
という文言があります。
人はついつい、自分と他人を比較してしまい、自分が他人より上回ることがあれば、優位性を感じて満足感を味わおうとし、逆に自分が他人より下回ることがあれば、敗北感や不幸感を感じてしまったり、落ち込んだりしてしまうこともあります。
また、「隣の芝生は青く見える」ということわざもありますが、これはまさに自分より他人が上回り、羨ましく思うことのたとえですが、それが行き過ぎると、妬み、恨みになりかねません。
他人と比較するかどうかは、自分で選択できる話です。
よって最初から自分を他人を比較しないという選択もできます。
森信三先生の語録のように、「幸福を希(ねが)うなら、比べない!」という選択をすれば、幸福への道が開けるのではないでしょうか?
うちはうち、よそはよそ・・・
今になってそう思いませんでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html