フランスの哲学者、アランの書籍「幸福論」のには、様々な格言や名言となる言葉があります。
中でも、「男は何か作り上げていくものか、破壊するものが与えられないと不機嫌になる。戦いや競争となると、男は一番輝く。」とあります。
これは、定年で仕事の第1線をリタイアされた方々にあてはまることと思います。
「定年後、仕事以外で今までやりたくてもできなかったことが、やっとできるようになる!」
と言う人であれば、定年後のシルバーライフを満喫できることでしょう。
ところが、これまで仕事一筋で他に何をやりたいかを考えたこともなく、いざ定年で毎日が日曜日となると、特にこれといってやりたいことがなく、何をすれば良いかもわからないとなると、毎日がイライラしてきたり、不機嫌になったりということが充分に起こり得ることと思います。
仕事では競争の世の中において、しのぎを削って勝ち残ってきた人にとって、現役の頃は輝いていたものの、いざリタイアすると輝きを失うとなるのでしょうが、定年後の自分の人生設計をしていなかったことが、全てを物語るように思いませんでしょうか?
まだまだ現役の世代であっても、今現在のうちにやっておきたいこと、先々の定年後にやりたいことを明確にしておき、やりたいことを実現するべく取り組んでいれば、必ずや、充実した人生を送れることは間違いないでしょう。
自分の人生設計をできているか?
今一度、自分を見つめ直す機会にもなりますので、考えてみてはいかがでしょうか?
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