上司が部下に教えるべき社員教育には大きく分けて2種類あるかと思います。
1つは知識教育で、もう1つは感情教育でしょう。
知識教育は、仕事をするに当たり知っておくべき知識やノウハウを教えることで、感情教育は、人間としての心構え、考え方、礼儀・礼節やマナー・接遇を教えることです。
マナー・接遇については、接客業やサービス業においては知識教育に含まれることもあるでしょうが、知識教育と感情教育は、どこの会社でも仕事においては自転車の両輪であり、2つ同時に揃っていないことには、前に進むことができず、うまく成果も出ないことでしょう。
ところがモノづくりのノウハウや、商品知識といった知識教育には熱心なものの、コミュニケーションでも必要な挨拶や心構えといった感情教育がイマイチ不足しているということは見受けられませんでしょうか?
知識教育で習得したことを、うまくアウトプットして成果を出すにも、感情教育で得ることも盛り込む必要があると思います。
また、「教育」とは上から下へ一方的に教えて育てるといったイメージがあるかもしれませんので、教える側も教えられる側も共に育つように、「共育」をいう漢字を使うことが妥当かもしれません。
知識共育と感情共育は自転車の両輪である・・・
このように思いませんでしょうか?
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