他人に頼み事や交渉事をする際、簡単なことから、非常に頼みにくいこと、相手を説得するのに難しそうなことまで、さまざまかと思います。
当然のことながら、自分の要求する基準で、物事がすんなりいくようなことはありません。
他人に頼み事・交渉事をするということは、相手を動かすことであり、コミュニケーションの究極の目的でもあります。
よって、コミュニケーションの技術が必要不可欠ですが、根本的に相手との信頼関係を構築していないことには、相手が自分の頼み事を引き受けてくれる、やってくれることはあり得ません。
相手との信頼関係を構築した上で、頼み事をするにしても、コミュニケーションの技術の1つで、「譲歩的依頼法」という手法があります。
これは相手が、最初はとても引き受けられないような頼み事・交渉事、当然断るような頼み事・交渉事を投げかけ、次にハードルを下げた頼み事・交渉事をすることにより、頼み事を引き受けてもらう、交渉事を呑んでもらうというテクニックです。
ハードルを下げた頼み事・交渉事であれば、譲歩の結果と考え、引き受けてもらうということです。
勿論、ハードルを下げるのは1回で済むことがあれば、2回、3回と、何回かに分けて、ようやく引き受けてもらえることもあります。
譲歩的依頼法を活用する・・・
コミュニケーションの技術の1つとして、実践してみては、いかがでしょうか?
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