工場や倉庫、事務所が整理・整頓・清掃できていないようでは、充分に質の良い仕事ができるとは、到底思えません。
目で見える職場環境が荒廃しているようでは、外部の人は勿論、内部の人でも見るに堪えないことでしょう。
特に外部の人が、職場環境が荒廃している会社とは、取引したいと思うはずもありません。
こうした目に見える物的環境が不整備では、業績が良くなるとも思えません。
「忙しくて、整理整頓やってる時間が無い!」
と言いたいところでしょうが、整理整頓できていないがために、必要なものを探すムダな時間を要することにより、余計に忙しく感じてしまうはずです。
物的環境整備とは、仕事をしやすい環境を整え備えるということを意味します。
物的環境整備を実施すれば、目に見えてスッキリした形になり、この形から入って、心にもスッキリ感が至ります。
荒廃しているもの、汚いもの、汚れているものを年中ずっと見ていると、気持ちもそのようになり、心が荒んでいってしまうのは、間違いありません。
よって、目に見える汚いものを綺麗にすれば、諸悪の根源である心の荒みは消えていくことでしょう。
整理・整頓・清掃のみならず、一番簡単なことであれば、玄関の靴を揃える、靴箱の靴を揃えるといったことから、実践は充分可能なはずです。
目に見える物の乱れは心の乱れにもつながります。
自分の習慣は自分で変えることができます。
そこで、一部が綺麗になると、周りの汚れが気になるようになってきて、綺麗にしようという心理も働くのが普通です。
整理・整頓・清掃の実践のために、掃除道具を買って、そのことにより会社が倒産するなど、聞いたことがありません。
目に見える物的環境整備の意義とは・・・
今一度、考える必要はありませんでしょうか?
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