ものづくりをする製造業では、最終工程に梱包作業があります。
中には梱包の必要が無く出荷するものもあるでしょうが、一般的には商品に傷や汚れを防ぐためにも、梱包してから出荷して市場に出回るのが一般的でしょう。
そこで、工場や倉庫において、梱包作業がある場合、梱包作業でムダがあれば、改善する余地があるように思います。
・梱包台の高さは丁度良いか?(上下可動式梱包台なら、身長を問わず作業しやすい高さに調整可能)
・梱包作業中に、いちいち何度も梱包資材などを取りに行っていないか?
・梱包作業中に何度もしゃがんでいないか?
1つでも当てはまることがあれば、ムダが生じてることになります。
現場で作業している人は、実は困っていることに気付いても、この作業手順や作業環境が古来からの習わしで、当たり前だと思っていることにより、わざわざ改善案や、改善要望を出すことはないかもしれません。
これが梱包作業現場にある、大きな落とし穴とは思いませんでしょうか?
人が働きやすく、生産性を向上できる現場は、歩かなくて済み、立ったりしゃがんだりもしない、動作のムダが無いということではないでしょうか?
このような問題点に気付き、小さな改善をコツコツと実施していけば、小さな利益が積み重なり、先々、大きな利益に繋がることは間違いありません。
単にムダの排除と言うより、「ムダな動きの排除」と、ムダの排除のテーマを絞って改善していけばよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?
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