上司や親になれば、自分の部下や子供の至らない点が、ついつい気になってしまい、ダメ出ししてしまうことが多いかもしれません。
「何故、こんな簡単なことができないのか?!」
「何故、こんな単純ミスをしてしまうのか?!」
となど注意指摘し、是正を促そうとすることでしょう。
自分と同じようなスキルを求め、更に自分と合わないところが気になって仕方がない、口を出さずにはおれないことは理解できます。
自分の立場が上である以上、どうしても傲慢な言い方、上から目線で見下すようになってしまうでしょうが、これでは相手は委縮したり、やりきれない気持ちになったりし、余計に自信を無くしてしまいかねません。
注意指摘するより、
「もっとこうしたらどうか?」、「やり方を変えてみてはどうか?」
といった具合に、改良強化するための具体的なヒントを与えるようにすれば、あとは当人が実践するかどうかになります。
実践しようにも、ハードルが高いようであれば、ハードルを下げたアドバイスをし、実践できていけば、徐々にハードルを高くしていくというのが妥当かと思います。
注意指摘より、改良強化のための具体的ヒントを与える・・・
部下育成であれ、子育てであれ、共通するようなこととは思いませんでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html