創業100年以上の会社は、日本全国で約30000社あるようです。
おかげさまで弊社もその中の1社になります。
社歴の古い会社は、業種により集約されてるように思います。
さっと思い浮かぶ業種や取扱商品としては、地酒、醤油、呉服、寺院建設、仏壇仏具、書道用品(筆や硯)といったところでしょうか?
これらの他にも多々ありますが、日本古来の伝統的な産業にまつわるものが、ついついさっと思い浮かびます。
弊社のようなオフィス家具業界でも、創業100年以上の会社は多々ありますが、各社の発祥製品は、金庫や文具(主に帳簿類)が多いですが、オフィス家具そのものの市場性があまり大きくないことから、オフィス家具業界で創業100年以上の会社と言われても、あまり世間一般では知られてません。
弊社も創業時は手提げ金庫を製造してましたが、手提げ金庫の製造技術(板金加工)を応用して、現在は書庫、ロッカーといったスチール家具に製造品は変わっております。
会社により創業時とは異なり、現在は製造品が変わってる会社もあれば、酒なら酒、醤油なら醤油と製造品は変わらなくても、新種の製品は次から次へと開発されてる会社もあります。
ここで気付きますのは、社歴の長い会社は、時代の変化に対応したものを製造したり、取り扱ったりして、今現在もあるのではないかということです。
創業時とひたすら同じものを製造していて、新製品開発もすることなく、社歴の長い会社はあまり聞きません。
昨今でも業種により、次から次へと新製品を開発しないと生き残っていけない会社もあります。
コンピューターのソフトウェアも日進月歩ですし、ほんの少し前まで便利に使っていたポケットベルも、PHSも、携帯電話にとって代わっていきました。
変化に対応したものだけが生き残る・・・
つくづくこのことを実感します。
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