求人・採用において、「即戦力となる人を採用したい!」とおっしゃる中小企業の社長や部門長は多いことと思います。
人事部門の人や求人・採用担当者も同様でしょうが、即戦力となる人となると、社会人1年生の新入社員は当然当てはまりません。
「即戦力=中途採用」という図式になってしまいます。
ところが、自社にとって即戦力となるような人の採用は、どういった業種であれ、滅多にないことと思います。
同業界から自社に転職してきた人であっても、転職前の会社と転職後の会社とは、会社の社風や文化の違いは少なからずあることでしょうし、転職前の会社の社風・文化が染み付いていつ以上、それをリセットした上で、転職後の会社で、その会社の社風・文化に早急に馴染んだ上でないと、うまくいかないはずです。
つまり、「即戦力となる人を採用したい!」と言うのは、無いものねだりでしかないように思われませんでしょうか?
新卒、中途を問わず、自社に入社してきた人を、自社の社風・文化に馴染んでもらった上で育成していき、実務面で戦力化していくしか無いように思います。
無いものねだりはしない・・・
人財育成は手間暇かかるものであり、即戦力はあり得ないという考え方が根本に必要とは思いませんでしょうか?
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