同じ商品を買う、あるいはもらうにしても、どこの店で買ったかにより値段の違いがあれば、付加価値の違いもあるものです。
例えば、お中元で買う缶ビール1ケースにしても、中身は同じ銘柄、同じ本数、同じ量として、ディスカウントの酒屋で買うものは、デパートの酒売り場で買うものより、安く買うことができます。
ところが、デパートで買う場合、そのデパートの包み紙で包装されてます。
お中元をもらう側としては、ディスカウントの酒屋の包み紙で包装されたものより、デパートの包み紙で包装されたものの方が、よろこびます。
そこで、このデパートの包み紙で包装されたものこそ、そのデパートのブランド力であり、付加価値となることが、おわかりかと思います。
但し贈答用ではなく、自分や家族が飲むための缶ビールであれば、誰しもできるだけ安く買えるディスカウントの酒屋で買われることでしょう。
ここでおわかりの通り、お金を出して支払う人自身が自分で使うもの(飲食品なら自分で飲食するもの)を買う場合と、お金を出して支払う人自身が自分で使わず、他人に贈答するものを買う場合と、売る側としては明らかにターゲット層の違いがあります。
個人で、例えばバッグ類を購入するにしても、ノーブランドの比較的手頃な値段のものを買うか、有名ブランド品の高価なものを買うか、個人個人の価値観の違いにより、買うものが異なってきます。
個人購入の場合、必ずしもブランド力のある高価なものが売れるとも限りません。
やはり、ターゲット層を明確にした上で、販売戦略を考える必要があろうかと思います。
単に不特定多数をターゲット層にするのは、非常に難しいです。
ターゲット層を明確に・・・
売る側にとっての戦略は必要不可欠かと思いますが、いかがでしょうか?
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