ある会社の社長が社内に配信された文面です。
非常に参考になるかと思い、一部抜粋の上、編集、記述しました。
【以下、一部抜粋、編集文】
改善を考えてみましょう。
そもそも私達は何のために改善をしなければならないのでしょうか?
恐らく皆さんは働きやすい職場環境、雰囲気作りといった答えかと思います。
実際、私もそう思います。
そうであれば、私たちは快い社内環境、雰囲気作りを最優先に改善を進めていけば良いのではないでしょうか?
そこで、何が会社の雰囲気を壊しているのかということになります。
実はその原因は圧倒的に職場の人間関係なのです。
例えば上司と部下の関係です。
地位と力を持つ先輩の上から目線に対し、部下は苦労をしています。
そこで言い返せず、心がふさがれてると日々感じていたとすれば、それが社内の雰囲気を乱し、壊していることに繋がっています。
老子(中国、春秋時代の思想家)の言葉に「水は方円の器に従う」という教えがあります。
その意味するところは、四角い器に水を入れれば水も四角くなり、丸い器に水を入れれば水も円形になることから、人も環境や付き合う人間いかんで、良くも悪くも変わるということを説いております。
先輩は器であり、部下は水です。
職場を和気あいあいとした雰囲気にするためには、特に先輩の皆さんは良い器になることではないでしょうか?
例えば、部下に「やってみろ!」と命令をしておきながら、失敗したら「何をやってるんだ!」と叱っていては、良好な関係を保つことなどできません。
きちんとしたフォロー、ケア、カバーができていなければ部下は付いてこないものです。
フォロー、ケア、カバー、これを「徳」といいますが、「徳」が出来ていてこそ上司と部下の関係は良好になります。
そこで結論ですが、まずは管理職全員が雰囲気の良い人間に変わること、心構えの改善から必要です。
これだけで会社の雰囲気はぐっと変わること受け合いです。
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