商品開発において、売れる確率、あるいはヒットする確率は10%と言われてます。
「ヒットする確率は10%!」と言われても、あまりピンと来ないかもしれません。
この10%というのは、10種類の商品開発をすれば、そのうち1種類はヒット商品になるということです。
時間をかけて、研究した上で、苦労を重ねて、ようやく1種類の商品を開発したとして、この1種類の商品を開発して大ヒットとなれば、1種類だけで済んで非常に効率も良く、ありがたい話ですが、なかなか簡単にそうもいきません。
商品開発においては、1種類開発して、ヒットしなかったら検証した上で、また別の商品を開発するというやり方もあるでしょうが、実はこれでは、いつまで経っても、なかなかヒットしないようです。
一気に10種類の商品開発をして、そのうち1種類がようやくヒットするという理論です。
勿論、関連のある商品10種類の開発という考え方もあれば、関連はさておいた商品10種類の開発という考え方もあります。
このあたりは、商品開発の開発経費を、どういったやり方であれば、できるだけ抑えることができるかということにもよります。
商品開発における根本的に重要なことは、マーケティング理論からも、簡単にまとめれば以下の通りかと思います。
1)どういったユーザー層の役に立つか?
2)ユーザー層の困り事は何か?
3)困り事や問題を解決できたら、その先にどういったメリットとなりそうか?
4)自分はそのために、どういった価値を提供できるのか?
ヒットする確率は10%・・・
何も商品開発に限らず、受注契約率、新規顧客開拓率等、様々なことにもあてはまるかと、思います。
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