人を動かす、人をその気にさせるということは、未来永劫難しい課題です。
指示・命令で人を動かすことは、職責上位の人が下位の人に対してしか通用しません。
職責下位の人は業務上の指示・命令を受ければ、業務である限り、それに従って動き、最終的に命令者に対して結果報告までします。
ところが、社外の人に対して、ましてやお客様に対して指示・命令することは、あり得ません。
社外の人に対しては、動かす、その気にさせると言うより、動いてもらう、その気になってもらうと言った方がわかりやすいかもしれません。
そこで、人を動かす、その気にさせる技術の1つとしては、相手に行動の選択の余地を残すといった語りかけができるかどうかによるでしょう。
「相手に行動の選択の余地を残す?」
こう言われても、あまりピンと来ないかもしれません。
一例を挙げれば、「強制ではありませんが・・・」、「ご興味があれば・・・」、「どう選択されるかはお任せします!」となど、相手に行動の選択の余地を残す語録は、何かとあり、状況に応じた語りかけがうまくできるかどうかではないかと思います。
人を動かす、その気にさせることができるのは、コミュニケーションの達人とも言われますが、状況に応じた語録をいつでも引き出せる技術があるということではないでしょうか?
相手に行動の選択の余地を残す・・・
指示・命令以外で、人を動かせる、その気にさせることができてますでしょうか?
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