会話で「バイアス」という単語が使われる場合、「偏見:考え方や意見が他の影響を受けて偏ってしまうこと」ということを意味します。
とにかく、状況を変えたくない、現状を維持したいと強く思う場合、現状維持バイアスにかかっていると言われます。
特に日常の業務において、これまでワンパターン化したやり方で慣れた場合、やり方を変える、改善することに抵抗してしまいます。
いくらあとあと良くなる見通しのある改善であっても、やり方を変える場合、最初のうちは慣れないことをするために負荷がかかり、これが億劫で、やり方を変えたがりません。
やり方を変えると、必ずしも改善につながることばかりではなく、うまくいかない場合は改悪になりかねないこともあります。
しかしながら、それもやり方を変えてみないとわかりません。
改悪になってしまった場合、一旦元のやり方に戻すか、更に違ったやり方を考えるか、ざまざまな考え方がありますが、まずはやり方を変えないことには、何ら新しいものは生まれることがありません。
現状維持は衰退を言われることもあります。
現状維持バイアスにかかっていないか・・・
一度自分自身、見つめ直してみては、いかがでしょうか?
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