中小企業の街、東大阪発「一日一語」

今年もお世話になりました。

本年度は弊社が創業満１０５年を迎えた節目の年となりました。

５年後の２０２０年には創業満１１０年となりますが、併せて東京オリンピックの開催年度でもあります。

今後５年の日本経済、更には東京オリンピック終了以降の日本経済においては、何とも予測がつきませんが、弊社としては、地道にコツコツと成果を積み上げていくしかありません。

同業界の中でも創業１００年以上の企業は実は少なくないため、それほど、オフィス家具にまつわる業界各社は、これまでいかに堅実経営をされてきたかがわかります。

今年も得意先、仕入先、その他取引先、そして社員の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

来年も引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

　

 

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自部門における旗印とは？

営業部門の管理職であれば、日々の指導の中で、

「売ってこい！」、「足で稼げ！」、「訪問件数を増やせ！」

などと指示したり、叱咤激励したとしても、実は相手の心には、なかなか響かない、あるいは受け入れられないかもしれません。

聞く側にしてみれば、

「また同じことを言うばかり！」、「また説教！」、「また精神論！」

となって、仮に有効なアドバイスだったとしても、なかなかうまく伝わらないのが実情ではないでしょうか？

それが直属の上司と部下のように近い関係であってもうまく伝わらないのに、ピラミッド型の組織においては、部門長から部門全員へということであれば、尚更伝わりにくいことでしょう。

口で言っても全員には聞こえるものではありません。

身振り手振りで示しても、全員がそれを見るわけでもありません。

そこで必要な道具として、旗印に匹敵するものがあろうかと思います。

何のために自社が存在しているのか、何のために売上を上げるのか、何を目指しているのか、日々の仕事にはどういう意味があるのかを明らかにする旗印、すなわち理念や方針が旗印に匹敵するのではないでしょうか？

経営者が考える理念も当然あるでしょうが、部門長ごとにも理念や方針を考え、明確にすることはできます。

当然ながら、その旗印は自分たちの利益や繁栄のみをうたったものではなく、顧客によろこばれ、社会に価値を提供するものであるべきかと思います。

自部門における旗印とは？？？

部門長であれば、考えることは必須かもしれません。

 

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心身共に健康かどうか？

一言で「健康」と言っても、身体だけについて絞った議論をされることがあれば、心身共について議論されることもあります。

いくら身体的には健康とは言えても、精神面で病んでることがあれば、健康とは言い難いと思います。

やはり、「健康」の判断基準は、「心身共に健康かどうか？」であることが重要ポイントではないでしょうか？

健康な状態で仕事をする場合と、健康でない状態で仕事をする場合とでは、明らかに生産性が異なり、健康でない状態で仕事をする場合は生産性が３０％低下すると言われてます。

そこで、「３０％の生産性の低下　＝　３０％の人件費のロス」と言っても過言ではないでしょう。

生産性が低下すれば、当然時間内に仕事は終わらず、残業せざるを得ないことになったり、その分疲れも残ったりと、悪循環にもなりかねません。

どれほど普段から自分自身、「心身共に健康かどうか？」と考えてますでしょうか？

　

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「やる気」と「その気」の違い

「やる気」は内発的動機付けと意味し、「その気」は外面的動機付けを意味します。

「やる気を出せ！」

と言われることはあっても、

「その気を出せ！」

と言われることはありません。

「その気」になるかどうかは、その人が外部からどういった影響を受けるかによります。

そこで、自分が「やる気」を出すにはどうすれば良いかと言えば、「その気」になる人と会うことにつきます。

自分が「その気」になる人とはとなれば、これまた人それぞれ、自分にとって「その気」になる人を自分で見つけるしかありません。

「やる気」と「その気」の違いについて述べましたが、「その気」になる人と会うことにより、「やる気」を出せるものの、果たして自分にとって「その気」になる人は、身近にいますでしょうか？

　

 

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読書のすすめ

インターネットが普及してくることにより、本を読むことが減ってると、私自身も実感しております。

新聞も購読せずに、ニュースもインターネット上でチェックされてる人もおられますが、日々忙しい生活を送っていれば、本も新聞も読む時間がなかなか取れなくなり、移動中の電車の中で、携帯電話でメールチェックやインターネットの閲覧をするという生活パターンが定着してしまってる人も多いかと思います。

本であろうが新聞であろうが、やはり読書の必要性を感じてます。

大概、本を１冊読むにしても、自分の知りたいことは１割程度しか書かれていないものです。

ところが、あとの９割が自分の知りたいことが書いてなくても、気付きになるネタも少なからずあることもあります。

読書のすすめ・・・

やはりどこまでいっても、新聞等も含め、読書は必要かと思いますが、いかがでしょうか？

　

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自分の仕事については、活動内容、意思・使命の両方語る

新築の一戸建て住宅を建ててる大工さんが複数いたとします。

１人の大工さんに、

「あなたの仕事は何ですか？」

と聞いてみたら、

「私の仕事は木材をのこぎりで切って、釘を打ったり、セメントをこねたりすることです。」

といった答えが返ってきました。

これは、活動内容を述べてるだけです。

別の大工さんに、

「あなたの仕事は何ですか？」

と聞いてみたら、

「私の仕事は一戸建て住宅を建てることにより、お客様に幸せになって頂くことです。」

といった答えが返ってきました。

これは、活動内容と、仕事に対する意思・使命も語ってます。

やはり、後者のような答えが返ってくる大工さんの方が、是非とも仕事をお願いしたい大工さんには思われませんでしょうか？

自分の仕事については、活動内容、意思・使命の両方語る・・・

自分の仕事について、どれほど誇りを持ってるかということにもなりますが、両方語れる人は、好感を持たれることは間違いないかと思います。

活動内容、意思・使命の両方を明確に語れるような人にはなりたいとは思われませんでしょうか？

　

 

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「事実」と「感情」の両面を意識して語る

前回、「説得力のあるスピーチ手法（STAGE）」について記述しましたが、「事実」と「感情」の両面を意識して語ることによって、わかりやすく話を伝える方法もあります。

「事実」は、出来事の概要、数値データーや証言、過去の実績に基づいて語りますが、「事実」のみならず、喜怒哀楽、印象や実感、未来への意思といった「感情」も併せて語ることにより、相手には伝わりやすいとは思われませんでしょうか？

確かに「事実」だけを語ったところで、話しとしては物足らない気もします。

とはいえ、「感情」だけを並べたてても、「事実はどうなってるの？」と聞いてて思います。

「事実」と「感情」の両面を意識して語る・・・

このことも実践してみては、いかがでしょうか？

　

 

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説得力のあるスピーチ手法（STAGE）

１対１でも、１対多でも、プレゼンテーションやスピーチをする場合、どのようなスピーチをすれば理解してもらいやすいか、思い悩むところです。

そういった時、STAGE（ステージ）に基づいた順序で話をすれば、相手も理解しやすく、伝わりやすいかと思います。

Situation（状況）　⇒　Trouble（困難や課題）　⇒　Action（発言や行動）　⇒　Goal（現在の状況や結果）　⇒　Epilogue（意思や使命）

この順序で、波のある話し方をすれば、確かにわかりやすいです。

実践してみる価値はあろうかと思います。

　

 

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「全て自分が正しい！」と思わない

人間関係における争いは、「全て自分が正しい！」と主張しあうことにより、生じてしまうのかもしれません。

自分は完璧で、全てが正しいということなどはありえないでしょうし、自分であろうが他人であろうが、全てが間違ってるということもなく、何かしら正論なところもあるでしょう。

特に裁判になれば、お互いに「全て自分が正しい！」と言い張ってます。

極論を言えば、善人、悪人の区別をしなければ、争いがなくなることと思います。

「全て自分が正しい！」と思わない・・・

このことにより、謙虚な自分にもなれるかと思いますが、いかがでしょうか？

　

 

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動機を持って取り組む

「動機」とは、意志決定したり、行動を起こしたりする直接の原因のことを意味します。

動機が欠如すると、仕事や人生に面白みを感じることはなく、目的・目標意識もなく、ただ何となく流されるままに時が過ぎ去ります。

やはり仕事にも人生にも、動機を持つことにより、取り組む意識、手法も全然変わってくるように思います。

動機を持って取り組む・・・

そのようにしようとは思われませんでしょうか？

 

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