営業職によくある話かと思いますが、多数の得意先を担当すると、「訪問しやすい得意先」、「訪問しづらい得意先」が自然と区分されることと思います。
勿論、数ある得意先をABCランクに分け、上位のAランクの得意先を重点的に営業訪問するのも営業戦略の一つですが、ひょっとしたら、会社の取引関係からすればAランクの得意先であっても、中には「訪問しづらい得意先」があるかもしれません。
「訪問しやすい得意先」に訪問する時は、ウキウキすることすらあるでしょうが、「訪問しづらい得意先」には足も心も重たく感じてしまうのではないでしょうか?
何故、得意先によって気持ちの差が生じるのでしょうか?
こういったことをいちいち考えることも無いかもしれません。
私自身も営業職出身ですので、経験のあることですが、この気持ちの差というのは、訪問する会社の雰囲気によるものかもしれません。
そこそこの社員数のおられる得意先、個人商店の得意先等、さまざまな得意先、会社を訪問しましたが、笑顔で挨拶をして頂ける社員さんのおられる会社は、間違いなく雰囲気が明るく、訪問しやすいです。
ところが、訪問しても社員さんが無愛想、しかもどう見ても雰囲気が明るいとは言い難いと、訪問しづらいものです。
このことは、誰しも同感頂けることと思います。
そこで、自社では果たしてどうでしょうか?
来客に対して、笑顔で挨拶をして、職場が明るい雰囲気を醸し出し、訪問されやすい会社になってるでしょうか?
これはどこの会社においても、永遠の課題かもしれません。
「人の振り見て我が振り直せ」の諺(ことわざ)と全く同じく、
「他社の振り見て、自社振り直せ」と言えるかもしれませんが、いかがでしょうか?
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