小さな会社であれば、社長が決定したことを社員が実施します。
それなりの従業員数もいて、組織が確立された会社であれば、役員会議等で決定されたことを幹部を含む社員が実施します。
物事を決定するのはトップクラスであり、決定したことを実施するのが社員です。
更に責任について考えてみれば、トップクラスには決定責任があり、社員には実施責任があります。
そこでもし、業績が上がらない、成果が出ないようであれば、間違った物事を決定したトップクラスの責任に他なりません。
社員側として、トップクラスが決定した事項について、あれこれとやらない、あるいはやりたくない理由をつけて、実施せずして何も成果が出ないとなると、これは社員の責任が大きく問われます。
勿論、「こうすればもっと良いのではないか?」といったアイデアを提案するのはよろしいでしょうが、提案されたアイデアに基づいて実施するかどうかを決定するのはトップクラス、場合によっては幹部社員ということもあるでしょう。
いずれにしましても組織の一員として、あれこれ言わず素直に、決定された事項を実施しなければなりませんが、どうしても会社方針や考え方に合わなくなってきた、賛同できなくなってきたということであれば、自分の身の振りをも考え直さなければなりません。
社員には実施責任がある・・・
このことは、どこの会社でも、トップクラスが常に社員に認識してもらいたいと思っているはずです。
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