多くの幹部社員、先輩社員は、新入社員に対して、「早く一人前の戦力になって欲しい！」と思われることでしょう。
仕事は何もわかっていない、書類も書けない、報告もできない、計算ミスをする、マナーがなっていない、自分で考えようとしないとなど、中途入社であっても、自社に入社したての新入社員は何もできないことばかりです。
新卒の社会人１年生となると尚更です。
それはわかっていても、ついつい「早く一人前の戦力になって欲しい！」と思われるでしょうが、ここで冷静に見直してみます。
はたして、どれほど周りに一人前の戦力になる社員がいるでしょうか？
入社歴は長いものの、あの人のここがダメ、技術、ノウハウはあるけど、この人のここがダメなどと、ベテラン社員に対しても、そう思っていないでしょうか？
どれほどのベテランであっても、どれほどの実力があっても、人はデコボコしており、得手不得手が何かしらあるものです。
そう考えれば、実は誰も一人前ではないのかもしれません。
一人前にこだわらない・・・
この考え方が必要とも思われせんでしょうか？
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