「うまくいくやろか？」
「失敗したら大変やしな～」
「自分には向いてないんとちゃうやろか？」
そういった不安に思うことは、誰しもあることでしょう。
ここで実は、不安は欲望の裏返しと言えようかと思います。
欲望の裏返しとは、
「うまくいきたい！」
「失敗したら大変やし、成功したい！」
「周囲から優れていると評価されたい！」
といった欲望があるがゆえに、不安になってしまうということです。
自分が成長したいという、自己成長の欲望を持つことは、よろしいことかと思います。
ところが、それをプレッシャーに感じてしまえば、自分が苦しいだけで、楽しくもなく、不安がつのるばかりです。
不安を無くすことは案外簡単で、欲望を抑え込めば良いだけのこととは、思われませんでしょうか？
人間である以上、うまくいかなず、失敗する時もあるし、失敗したらしたで、失敗から学べば良いと、無の心になれば、不安は無くなります。
それゆえ、欲望を持つと、途端に不安になりかねません。
剣術の達人は、無心になることを説いていたようでした。
「勝たなあかん！勝ちたい！」
という欲望を持つと、
「勝てるやろか？」
と不安な心が裏返しで生まれ、自信を失います。
欲望も持つことなく、無の心になれば、自ずと勝敗は決すると説いています。
不安は欲望の裏返し・・・
力を抜いて自然体になることも必要とは思われませんでしょうか？
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