新入社員は、上司、先輩から仕事のイロハを教えてもらいます。
何も知らない、わからない状態ですから、基礎的な説明等されて教えてもらいます。
ある程度教えてもらい、ある程度基礎的なことが理解でき、実施までできれば、次に教わる段階に上がります。
教えてもらうことと、教わることとは、実は大きく違います。
教えてもらうのは、受動的です。
教わるのは能動的です。
「教わる」を更にわかりやすい言葉で言い換えれば、「人がやっていることを目で見て盗む」ということです。
ものづくりであろうが、営業であろうが、どんな仕事においても一昔前は上司、先輩が、
「私の背中を見て、盗め!」
と言われたものです。
ある意味、現代では上司、先輩の横着さが問われてしまうこともありますが、基本的に自分が成長しようと思うなら、能動的に教わるということの重要性は、現代も変わりません。
上司、先輩が高いスキルを持っていて、伝え方がうまかったら、それはそれで部下も幸せなことですが、伝える側の伝え方がイマイチであれば、当然部下には伝わってきませんし、それを上司、先輩のせいにするのではなく、自分でその人の持っているスキルを盗むしかありません。
これが能動的に教わるということです。
何事も習得していくには、自ら努力して学ぼうという姿勢が非常に重要です。
知識や技術は与えられるものではなく、自分で吸収していくものです。
この考え方が自分の成長を左右するキーポイントになろうかと思いますが、いかがでしょうか?
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