「自分より大切なものがあるか？」
このような重くて難しい質問を投げかけられた時、どう答えますでしょうか？
「一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にする！」
という名言もありますが、果たして自分よりも大切なこと、大切なものとは一体何でしょうか？
父親、母親にとって自分の幼い子供は、まさに言うまでもありませんが、「自分より大切なもの」とは、「自分以外の人」であったり、形の無い「志」であったり、または形のある「会社」であったり、それらは人それぞれ個々の価値観によるものだと思います。
ところが、日常のビジネスシーンにおいては、自分より大切なものがあり、それを守ろうとした事例は殆ど無いようにも思われます。
自分のプライド、自分の財産、自分の・・・といった、自分の何かが大切であることが普通でしょう。
特に金の亡者になってしまえば、自己中心でコンプライアンスなど無視してでも、不正な架空取引等で、自分にお金さえ入ればという悪徳な仕組みを構築しようとします。
こうなってしまっては、人間として破滅してしまいます。
自分より大切なものがあるか？
このことを落ち着いて自問自答してみれば、自分で自分のことが見えてきて、場合によっては襟を正す必要のあることまで見えてきて、自己改善にもつながるかと思いますが、いかがでしょうか？
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