１日２４時間という時間は、全ての人に平等に与えられた貴重な資源ということは、何度も記述してきました。
ところで、１日２４時間を秒単位に換算すれば、１分は６０秒であり、１時間は６０分であり、１日は２４時間であることから、
６０秒 × ６０分 × ２４時間 ＝ ８６４００秒
となります。
製造業では、製造コストについて、わかりやすくするために、１秒で１円とみなされることがあります。
製造コスト低減のために、いかにして製造のリードタイムを１秒縮めるか、知恵を絞って改善を進めてます。
１個の製品の製造リードタイムを１秒縮めるだけで、その製品の個数のｎ個を掛けた分、つまりｎ秒が全体で縮まりますが、それがｎ円分の製造コストダウンに、強いてはｎ円分の利益を生むという単純な理屈が理解頂けることと思います。
このように考えれば、１日８６４００秒の時間で、８６４００円に相当するような価値があるとみなせるでしょう。
但し、時間は貯蓄できません。
毎日毎日、８６４００円に相当する価値を与えられても、２４時間後には一旦リセットされ、また８６４００円に相当する価値を与えられるということになります。
このように、まさに「タイム イズ マネー」的な考え方をすれば、１日１日大切にし、ムダにできるものではないと、気付きませんでしょうか？
１日は８６４００円の価値・・・
これを意識すれば、漫然と日々を過ごすのではなく、時間を大切にしようと思われませんでしょうか？
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