「臆病」という単語は、ちょっとしたことにも怖がったり、尻ごみしたりする、あるいは気が小さい、気が弱いといった、ネガティブな意味に私は捉えていました。
ところが私の知り合いの人の中に、「臆病のススメ」と、いかにも臆病であることを肯定するような言い方をされる人がいました。
私自身、最初は「???」と大きく疑問に思いました。
そこでその人が、「臆病」という単語の意味するところは、慎重で丁寧、しかも、前もって周到な準備をするといった非常にポジティブな捉え方をされていました。
しかも「臆病」の反対語は「粗雑、横着、ズボラ、いい加減」と捉えておられ、これはこれでマイナスな意味ですが、「臆病なまでの几帳面さ」という考え方を大事にされてるということです。
確かに、「臆病なまでの几帳面さ」となると、ポジティブな考え方かと思い、私自身も同感です。
「臆病のススメ」と言われても、まだまだ私自身もピンときません。
ところが、「臆病なまでの几帳面さ」ということであれば、目指すべきものかもしれませんが、いかがでしょうか?
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