周辺視とは、1点を直視した時の、周辺を見る能力のことです。
人間の目は、1点を注力して、そこを詳細に見ることと、その1点の周辺を見ることができます。
周辺視は1点を見るよりもはっきり見えませんが、明るさ、小さな動きなどを、捉えることができます。
武道などの高段者になると、この周辺視の力が強く、いろいろな角度からの攻撃に備えることができると、言われます。
人は考え事をする時、集中して考えます。
気が散っては何ともなりませんので、集中することが必要です。
集中して一点突破・・・
この行動様式は、これもこれでよろしいかと思いますが、1点だけに注力して、それだけしか目に入ってないというのは、いかがなものでしょうか?
人間である限り、1点をじっと見る力と、同時に周辺がどうなっているか、周辺視の力も必要かとは思われませんでしょうか?
周辺視は、目配り、気配り、心配りにもつながります。
1点だけ注力して見ているのは、視野が狭いだけです。
1点だけでなく、周辺も見て、どうすべきかと考えたり、判断したりする必要はありませんでしょうか?
周辺視の力を上げることは、気付きの感性を上げることにもなろうかと思います。
気付けば気付くほど、自己成長につながるはずです。
より多くの気付きを得るには、1点だけではなく、周辺も広く視野を持つことが必要ではないでしょうか?
周辺視の力の必要性・・・
つくづく感じさせられました。
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