不機嫌になるにはいろいろな理由があろうかと思います。
思い通りにいかない、自分の言うことを聞いてくれない、予定通りに物事が進まない、決まった時刻に始まらない（あるいは終わらない）、自分の言ったことに反対・反論ばかりする、自分に対して失礼な態度・言動を取るといったことなど、いろいろな理由が挙げられることでしょう。
人は誰しも、自分の世界にずっと浸っていたいと無自覚に思っています。
その方が居心地が良いから他なりません。
しかしながら、現実社会は自分の世界にずっと浸っている訳にもいきません。
他人のためにもいろいろ気配りしたり、行動しなければいけないことが山とあります。
それらが過剰になると、自分の世界を侵されたと思って不機嫌になります。
自分のキャパシティを超えて、他者のことばかりは考えられません。
もう一つ不機嫌になる理由の一つは、自尊心が傷つけられた時ではないでしょうか？
侮辱されたり、失礼なことを言われたりすれば、誰でも不機嫌になります。
人は誰でも自分の思い通りに進めたいという本能的な欲求があります。
ところが、現実社会は自分の思い通りなどいきません。
本能的な欲求が満たされないために不機嫌になるといった心理もあります。
不機嫌にならないようにすることは、ほぼ不可能かもしれません。
それでも、自分の考え方一つで、なるべく不機嫌の具合を弱くすることは可能かと思います。
まずは、今の自分は不機嫌だと自覚することにより、自分で不機嫌さを抑えていくことはできませんでしょうか？
自覚することにより、「これはまずい！」と自分で気付き、自動修正されていきます。
自覚するようにしていけば、それだけで自己変革していくと思います。
大概の人は、今の自分が不機嫌とわかっていないから、不機嫌がそのまま継続されてしまいます。
不機嫌を自覚する・・・
誰しも、不機嫌を抑えたいとは思われませんでしょうか？
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