素朴な疑問ですが、果たして、人の話をきっちり聞くことができてますしょうか?
途中で遮ったり、相手が言いたいことを先に言ってしまったりといったことは、ありませんでしょうか?
人の話を聞かない人は、周囲から好かれるとは思われません。
誰でも自分の話を聞いてほしいと思っているでしょうが、人の話を聞かないということは、自分の頭の中で考える世界で終わってしまっています。
自分が今まで見聞きしてきたこと、経験してきたことで、終わってしまっています。
人の話を聞くということは、自分の知らない世界を知ることです。
「そうか~そんなこともあるのか~」
「知らんこともあるな~」
となど、人の話を謙虚に聞くことにより、自分の世界観は広がっていくのは間違いありません。
人の話を聞かない人は、自分の世界から出ることができず、成長できないということにもなります。
人の話を聞くことは、自分の世界から脱出することであり、それが自己成長につながります。
人の話を最後まで聞かない人は、話の最初だけ聞いて、あとは自分で想像して先に話をしてしまいます。
実は、ここが大きな問題で、自分の想像の範囲で、相手の話を推測する訳ですから、それは結局自分の世界から脱していないということになります。
相手の話は、もしかしたら自分が想像している範囲を超えた展開になるかもしれません。
相手の話の途中で先取りして、話を奪い話し始める人は、自分の想像の世界から離れることを恐れているとも言えますでしょう。
自分の想像外のことは聞きたくないということです。
しかし、それでは自分の世界に閉じこもったままで、成長にはつながりません。
自己成長には相手の話を、最後まで謙虚に聞くという行動様式が、求められます。
人の話を聞かないということは、周囲から嫌われるだけでなく、自分も成長できないという結果を生んでしまいかねません。
『人の話を聞かない病』は、周囲にとっても、自分にとっても、良いことではありません。
『人の話を聞かない病』になっていないか?
今一度、考えさせられませんでしょうか?
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