自分が何らかのミスをした時、自分以外の人のせい、あるいは事象や状況など何らかのせいにしたくなるのは、人間の心理かもしれません。
自分以外の何らかのせいにしないと、自分の心が落ち着かない、整理がつかないといったこともあろうかと思います。
自分のミスについては、なかなか謙虚に自分の性格のせいにもしたがらないことでしょう。
私が不注意だった、おっちょこちょい、気が回らなかったからなど、謙虚に反省したくもないかもしれません。
一方、自分以外の他人がミスをした時は、事象や状況のせいにはせず、その人の性格のせいにしてしまいがちではないでしょうか?
「あなたが不注意だった、おっちょこちょい、気が回らなかった!」
となど、いずれにせよ、自己正当化したくなってしまうでしょうが、自分のミスであろうが、他人のミスであろうが、自分ならどうリカバリーしていくか、先々の展開を考えていくことが重要ではないでしょうか?
他人のせいにしていては、その人との人間関係はうまくいきません。
他人のミスであっても、自分ならどうリカバリーしていくか、人の上に立つ立場であれば、部下のミスも上司の責任となり、逃れることはできません。
少なくとも自分のミスは自分で謙虚に反省し、自分で責任持ってリカバリーできる力量を身に付けたいとは思われませんでしょうか?
それが、人の成長ではないかと思います。
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