日本市場が縮小傾向にあるので、海外に進出・・・
そのような話はよく聞きますが、海外に目を向ける前に、もっと足元を固めること、地元の地域でシェアを独占していくことが、むしろ重要ではないかと思います。
一定の商圏内の全売上高における、自社の売上高が占める割合のことを、占有率やシェアと言われてます。
どこの企業も自社のシェアを高めようと、あれやこれやと、営業戦略、アイデア、企画を考えたりされます。
特に製造業や販売業で物流が伴う事業、一定の区域の消費者を相手にするサービス業等であれば、地域密着戦略が一般的でしょう。
特に物流が伴う事業でも、宅急便で全国一律の料金で配送できるものならばまだしも、宅急便では配送できない、そこそこの大きなものは、物流経費がかさみますので、地域を限定した対応しかできないもの実情です。
こういった条件のもと、シェアを高めるには、できるだけ地域密着の狭い区域(○○市内、○○町内など)に限定していくしかありません。
わかりやすい例え話では、バケツ1杯の水に、インクを1滴垂らしても、インクが拡散し、色が薄まって、全く色が出ませんが、小さなお酒のおちょこの水に、インクを1滴垂らせば、濃い色が出ます。
勿論、地元地域では市場性が薄いようであれば、企業によっては、移転を考えざるを得ませんが、可能な限り、地域に密着した狭い市場で、独占的にシェアを拡大することが、手っ取り早く、効果も大きいかと思いますが、いががでしょうか?
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