「パルテノン神殿」は、ギリシャの首都アテネにある神殿で、観光地としても有名です。
しかもこのパルテノン神殿には、数多くの柱があります。
ある経営者から、「パルテノン戦略」という戦略について聞いたことがあります。
どういった戦略かと言えば、会社の事業を1本の柱だけではなく、パルテノン神殿の柱の数程にはいかなくとも、複数の事業の柱を構築することにより、会社のリスク分散をするということです。
製品、商品、サービス、あるいは顧客であろうが、1つに絞り込みすぎてしまうと、その1つが崩れ出してしまうと、途端に会社も崩れてしまいます。
ところが、事業の柱が複数あれば、たとえ1つの事業の採算が合わなくても、たちまち会社全体が崩れるということはありません。
もっとわかりやすい解釈をすれば、会社として、常に新しい事業(柱)を1つずつでも構築していくことによる、生き残り戦略が、「パルテノン戦略」となります。
小規模の会社では難しいのではと思われがちですが、知恵と工夫により、たとえ太くて高くなくても、柱の構築は可能ではないかと思います。
「パルテノン戦略」という久々に目新しい言葉を聞いて、実に新鮮でした。
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