地位が上になればなるほど、その人は他人を見下す傾向が強くなります。
また、歳を取れば取る程、その人は他人を見下す傾向が強くなります。
人間の心理としても、
「私は有能であり、地位や年齢の低い者たちとは違う!」
という優越感を味わいたいことは、理解できるでしょう。
人を見下すのは、
「私は選ばれた優れた人間だ!」
という傲慢な気持ちもあるように思います。
年齢面でも、
「私は経験、知識が豊富で、年齢が下のあなた方には、まだまだ私ほどにはないだろう!」
と、傲慢な気持ちが、人を見下してしまうように思います。
他人を見下す人は、
「私には人を見下す権利がある!」
などと、とんでもない考え方が、無意識にあるように感じませんでしょうか?
ここで、理解する必要があるのは、見下すということは、相手を下げて、自分の優位さを証明することに他なりません。
見下された人は、当然のことながら、嬉しいと思うようなことはなく、その人から一刻も早く、離れたくなります。
上司、部下の場合であれば、部下は上司を選べませんので、見下された部下はやる気を失い、「この上司の下では・・・」と思って、離職しかねません。
カリスマと呼ばれる人は、人を見下すようなことはしません。
いくら叱責されようが、愛情を感じて、自分が「頑張ろう!」と思うものです。
人を見下すことにより、自分の周りから人は離れてもいきます。
今一度、たとえ地位も年齢も下の人であろうが、尊敬や感謝の意があってもよろしいのではと思いますが、いかがでしょうか?
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