「顧客のABC分析」という手法は、業界を問わず、顧客を割り振る手法として用いられてる、ごくごく一般的な手法です。
一般的には、年間や月間の取引額の多い順からABCの順に分けられ、例えば、月間取引額が1000万円以上はAランク、100万円以上1000万円未満はBランク、100万円未満はCランクといった具合に、割り振りされてるように思います。
これを、取引金額ではなく、顧客からの支持率、つまり、ファンの度合で割り振ることもあります。
但し、この場合、感覚的な振り分けとなります。
取引額はそこそこあるものの、自社の理念や方針に全く共感されず、ただ、お金だけのつながりという顧客を、長い目で見て、果たしてAランクとしておくべきなのか?
あるいは、取引額は決して多くは無いものの、自社の理念や方針に共感頂け、仕事を頼むなら自社に一番目に声を掛けて頂ける、自社のファンとなって頂いてる顧客を、果たしてCランクで良いのか?
いろいろな考え方もあろうかと思います。
顧客のABC分析については、取引額以外にも分析する方法があるということも、認識しておきたいものです。
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