京セラ、日本航空の名誉会長、稲盛和夫氏の書籍「生き方~人間として一番大切なこと~」の中に大変興味あるメッセージがあります。
「働くこと」について書かれています。
非常に参考になる文面ですので、一部を抜粋して記述します。
何かを感じて頂ければ幸いです。
一般的によく見受けられる考え方は、労働とは生活するための糧、報酬を得る為の手段であり、なるべく労働時間は短く給料は多くもらい、あとは自分の趣味や余暇に生きる。
それが豊かな人生だという~、その様な人生観をもっている人のなかには、労働をあたかも必要悪のように訴える人もいます。
しかし、働くということは人間にとって、もっと深遠かつ崇高で、大きな価値と意味を持った行為です。
労働には、欲望に打ち勝ち、心を磨き、人間性をつくっていくという効果がある。
単に生きる糧を得るという目的だけではなく、そのような副次的な機能があるのです。
一つのことに打ち込んできた人、一生懸命働きつづけてきた人というのは、その日々の精進を通じて、おのずと魂が磨かれていき、厚みのある人格を形成していくものです。
自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらし、努力を重ねていく。
それは与えられた今日という一日、今という一瞬を大切に生きていることに繋がります。
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