講演会で聴いた話です。
どういった職場であっても、最近は職場の人間関係がおかしくなってしまっているのではという話を講師がされました。
それもひと昔のような人間関係のおかしさではなく、どうも近代的なおかしさになっているのではとのことでした。
具体的には、
1.意見がぶつかり合って人間関係がキグシャクするというより、むしろお互いに無関心である。
2.会社に貢献すべく仕事をするというよりは、自分の利益のために仕事をするという雰囲気が漂っている。
3.お互いに挨拶をしない。
4.トラブルが起こっても自分のせいじゃないと言い張る。
5.自分に関係なければ、他の人が困っていても協力しない。
といったことで、これらの要因により、
1.業務の効率化、仕事上の情報の共有化ができにくい風土になってしまっている。
2.お互いの協力が発生しない。
3.新しいアイデア、創造性が発揮されない。
などなど、組織に多大な症状が出てるとのことです。
非常にネガティブは話ですが、思い当たる節があれば、即刻手を打って改善しないことには、あとあと会社にとって、更には自分自身にも何らかの甚大な損失が生じかねません。
一言で、良好な人間関係を築くと言っても、そう簡単にはいかないかもしれませんが、やはり良い人間関係が構築された明るい職場なら、どんな苦難もお互いに助け合って乗り越え、結果的に業績にも良い影響を与えることになるでしょう。
勿論、単なる仲良しグループではなく、切磋琢磨しあう間柄でなければなりませんが、やはり毎日出勤する会社である限りは、楽しく、やり甲斐を持って仕事をしたいとは思いませんでしょうか?
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