上司が部下に、仕事を任せるとします。
仕事を任せる場合には、長かれ短かれ、普通は期日も指定します。
ところが、急ぎではなく、特に期日を指定しないようなこともあるでしょう。
その場合には、部下がこまめに報告をしてくるようであれば、それはそれで非常に優秀な部下でしょうが、期日を指定しない場合、上司がややもすれば放ったらかしになりかねません。
上司自身も仕事を任せたことを忘れてしまうこともあるでしょう。
これは「任せる」ということを「放ったらかし」と切り替わっており、上司に大きな落ち度があることになります。
「任せる」と「放ったらかし」を混同してしまっては、大変なことになります。
上司が仕事を部下に任せる限り、どこまでいっても上司の管理監督責任は逃れられません。
仕事を任せるなら、期日も含め、できるだけ具体的に、長期に及ぶのであれば、中間報告は1週間おき、10日おき、1ヶ月おきに部下がするなど、そういった取り決めをすれば、上司としても任せて安心に近づくのではと思いますが、いかがでしょうか?
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