見取り稽古とは、武道でよく使う言葉で、高段者の人が稽古している様子を、正座して拝見するということを意味します。
早い話が観察による勉強です。
じっとしながらも、観察により、いろいろな気付きがあります。
そして見取り稽古のあと、実際に自分自身も体を動かして、見て気付いたことを実践してみます。
実践しても、すぐには100%真似できないでしょうが、少しずつでも、真似できるようになってくることでしょう。
見取り稽古は、高段者から手取り足取り教えてもらうものではなく、自分で目を凝らして見て学ぶだけです。
何から何まで教えられてしまっては、自分自身の気付きの感性が養われません。
見て学んだことを、ノートやレポートにまとめてみるのも、よろしいかと思います。
この繰り返しにより、見て気付く力、見取る力がついてくることでしょう。
他社の会社や工場見学等、社外での見取り稽古もよろしいかと思います。
勿論、社外で見取り稽古するにも、そのあとの実践は欠かせません。
自分がこれと思ったら、いつでもどこでも見取り稽古ができようかと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html