ものごとを解決しようとすると、相手がある場合、「説得する」「妥協する」「身を引く」の大きく分けて3つのうち1つを選択することが、ごく一般的ではないかと思います。
安易に妥協したくはないでしょうし、自分の身を引くという選択は最後の最後になることでしょう。
そうすると必然的に、説得しようとします。
しかしながら、説得しようとすればするほど、相手の心は自分から離れていってしまうことも考えられ、しまいには相手も言葉で応酬してきます。
人間関係に、勝ち負けの価値観を持ち込んでしまうと、解決のために説得しようと思い、その結果、トークバトルに発展しかねず、人間関係も崩れてしまいかねません。
非常に難しいこととは思いますが、「説得する」「妥協する」「身を引く」の3つのバランスを取った対話で、最終的に両者がお互いに気持ちよく納得するように持って行くしか、解決にはつながらないように思います。
「妥協する」「身を引く」は自分の敗北を認めてしまうことになるといった固定概念も払拭する必要があるでしょう。
だれしも、職場の同僚、家族、友人にしても、良い人間関係を構築していくには、つくづく難しいことを実感します。
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