夏になれば、カーテン代わりにすだれで風通しを良くし、風鈴をぶら下げるという光景が、今でも住宅街に行けばあるように思います。
ところが、私自身はマンション住まいで、普段は住宅街を歩くこともないため、すだれに風鈴という光景は残念ながら長らく見ておりません。
ところで、風鈴の音には、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど自然界にある癒しの音と同じ３０００ヘルツ以上の高周波音が含まれており、その高周波音は脳内のストレスを抑制したり、思考・運動能力を活性化させるホルモンの分泌をさかんにする働きがあるようです。
つまり風鈴の高周波音が元気とやる気を生み出してくれ、冷房をつけずとも、暑さでだるくならないようです。
そう考えれば、夏の風鈴は、究極のエコの道具かもしれません。
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