書籍によって知ったことですが、能力には計測可能なものと、計測が不可能なものがあるとのことです。
計測可能な能力とは、筆記試験、実技試験などによって点数化された能力で、能力のうち1/3を占めるとのことです。
一方、計測が不可能な能力とは、他人への思いやり、誠実さ、バイテリティ、決断力、統率力等の人間的魅力を示し、能力のうち2/3を占めるとのことです。
学校教育では、1/3にあたる計測可能な能力を向上させることに重きを置くでしょうが、社会に出れば、残り2/3にあたる計測不可能な能力(人間的魅力)が大きく要求されるのは、間違いありません。
それでは、偏差値の高い学校に入学し、高学歴の人は、計測可能な能力を身に付けることに偏りすぎて、人間的魅力に欠けるかといえば、決して私はそうは思いません。
高学歴の人は、それまでの過程において、猛勉強によって、決してあきらめない、必ずやりきるといった強い心構えを持ち、自分自身にも打ち勝つといった計り知れない強靭な精神力を身に付けたことでしょう。
たとえ、決して高学歴ではなく、学歴面でコンプレックスを持っているとしても、人間的魅力をたくさん身に付けていれば、必ずや、社会人としては成功することでしょう。
計測できない人間的魅力を向上させるには、年齢、学歴、性別、肩書きは関係ありません。
自分の考え方・心構え一つです。
能力のうち2/3を占める人間的魅力を身に付ければ、社会人として怖いものなしではないかと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html