社員同士に競争の原理を働かせて、能力を向上させようという風潮が、どこの企業においてもあろうかと思います。
市場においては、同業他社との競争、競合は致し方ないでしょうが、企業内において社員同士の「競争」は適切かどうかとなると、非常に難しく思います。
社員同士の「競争」で良くない結果をもたらすとするならば、自分が手柄を残そうとして、自分にとってライバルと位置付ける自分以外の社員に対して、足を引っ張ろうとしてしまうことです。
場合によっては、社員同士が共倒れしてしまいかねません。
こうなってしまうと、企業においては、決してプラスにはつながらないのは、明白でしょう。
そこで社員同士においては、「競争」ではなく、「切磋琢磨」という表現を用いるのが、私個人的には、適切ではないかと思います。
「切磋琢磨」は、「競争」というより、励まし合いながらも、お互いに自分を磨き、向上しあうことと、私は考えています。
そうすれば、企業としては社員の能力の向上させることにつながり、社員同士がいがみあうこともなく、お互いに成長して、企業全体の底上げにつながるのではと思います。
社員同士では「競争」ではなく「切磋琢磨」を
経営層や組織のリーダーにとって、考え方一つだと思いますが、いかがでしょうか?
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