売上は、
売上(PQ) = 単価(P) × 個数(Q)
という公式で表されます。
よって売上を上げるには、2つの方法があります。
1.単価(P:商品単価や客単価)を上げること
2.個数(Q:商品個数や客数)を上げること
昨年は、あらゆる原材料が高騰したことにより、商品に価格転嫁すべく、単価(P)を上げることに労力を要しました。
何とか顧客に価格改定を申し入れたものの、全社的に売上が向上どころか、減少してしまった会社も見受けられます。
つまり、単価(P)は上げたものの、個数(Q)の落ち度が大きかったということです。
また今年に入り、原材料によっては、昨年の高騰前の価格に逆戻りするようなものも出てきています。
ということは、単価(P)は下がることとなってしまいます。
そこで売上を向上させようとするには、個数(Q)を上げるしか方法はありません。
単価(P)を上げることは「膨張」、個数(Q)を上げることを「成長」と定義する経営者もおられます。
会社を成長させるにも、個数(Q)を上げることは必須です。
但し、単なる薄利多売では、利益が残りません。
ものが売れない時代に突入したものの、知恵を絞って、いかにして個数(Q)を上げるのかが、経営層、幹部社員に与えられた、非常に難しい課題です。
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