先日、とある異業種の会社の社長とお会いすることがありました。
その際、その社長の会社へ来年の2009年4月に入社予定の内定者である学生さん2人を引き連れておられました。
内定者の段階において、入社前の研修の一環として、社長のカバン持ちをされてるとのことでした。
いろいろとその社長に話を聞きましたところ、新卒採用活動に大変熱心なようで、これまでに新卒採用活動を通じて、会社の風土、文化を変えてこられたとのことでした。
しかも、直近の決算では、このところの景気を覆す(くつがえす)かのように、過去2番目の経常利益を出されたとのことでした。
新卒採用活動は、手間隙がかかり、中小企業では敬遠されがちですが、新卒採用活動の効果を聞かせて頂いたところ、中小企業においても、新卒採用の必要性をつくづく感じさせられました。
当然ながら、新卒社員では即戦力にはなりません。
約10年後に幹部クラスや幹部候補生になっているかどうか、年月をかけてようやく会社が重宝する戦力になっているかどうか、見極めることになります。
今後の少子化に伴い、中小企業にとっては新卒を採用することが、至難の業になってくることは間違いありません。
新卒採用活動そのものも、企業の力量として問われることでしょう。
これからの会社の未来をつくる若い人財がいないことには、企業としては生き残っていけないことは目に見えています。
弊社では、まだまだ定期的な新卒採用を実施してはおりませんが、いつでも新卒採用ができるよう、そのための力量だけは今のうちに身に付けておこうと、目下勉強中です。
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html