どこの会社でも、賞与の査定時期となりました。
賞与は会社の利益に基づいて、配分されます。
昨今の景気状況により、業種業態によっては、賞与予算を計上することについて、そう簡単には行かないのが実情ではないかと思います。
弊社も例外ではありません。
賞与に関する記事は、「賞与はご褒美ではなく、投資である」というタイトルで、6月21日にも記載しました。
そこで、賞与を配分する評価者(上司)について、気を付けなければならないことがあります。
「人事考課」を「人事好か?」にしてはいけないということです。
部下を好き嫌いで評価せずに、仕事で評価するということです。
果たして部下を正当に評価しているのかどうか、評価者としても自分を見つめる必要があります。
また、「結果オーライ主義」となってしまうと、仕事の成果のみで評価しがちです。
もちろん、プロとしては、「成果を出してなんぼ」ですから、このことは否定するつもりはありません。
ところが、プロセスも評価の対象として、忘れてはなりません。
すぐに成果の出る仕事もあれば、時間をかけて先々成果を出す仕事もあるからです。
上司としては先見の目で、評価をしなければなりません。
いずれにせよ会社としては、賞与は社員に成果を出してもらうための貴重な投資です。
わずかでも会社として賞与を出せたなら、会社は社員に大きく期待しています。
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