前日の「新卒採用の必要性」の記事に関して、続きの内容になります。
新卒採用のノウハウの一つとして、教えて頂いたことがあります。
「この人と是非、会社の未来をつくっていきたい!」
これと思った学生には、最終面接では社長が内定を出すかどうか、決定します。
その際、その場で内定を出す場合もあるでしょうが、検討の上、後日通知するということもあります。
先日お会いした異業種の会社の社長の場合は、心の中では内定を出すことを決定していても、その場では内定を出さず、あえて後日通知することにされてます。
そこで、ただ単に内定通知書を郵送するのではありません。
ここからが、非常に貴重なノウハウとなる話です。
内定通知書代わりに、社員に皆さんの寄せ書きの色紙を、社長が直々に、内定を出す学生さん本人の自宅にまで行って、手渡しするということです。
色紙を受け取った学生さんは、当然のことながら、涙ながらに、この会社で仕事をしようと決意されます。
この話には、私まで非常に感動を覚えました。
恐らく、社長直々に、ここまでされた学生は、そう簡単に、この会社の内定を辞退するとは考えられないでしょう。
しかも、この社員の皆さんの寄せ書きの色紙を作成することについては、社長が思いついたのではなく、社員の方が思いつかれたとのことでした。
この社長の会社で働かれてる社員の方に対しても、私はまたまた感動を覚えました。
私では到底思いつきそうに無い発想力です。
新卒採用活動における感動物語でしたが、新卒採用の奥の深さには、勉強をさせられました。
【社長のカバン持ちをされてた内定者が持っていた色紙】(撮影了解済)
↓
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html