営業職に携わっていれば、お客様に対する接客態度やセールストークに磨きをかけようと、職場で「ロールプレイング」(通称:ロープレ)による事前訓練をされることが多いことと思います。
ロールプレイングは、日本語では「役割演技法」と訳され、セールスマン役とお客様役とが実際のセールス現場を想定して、実体験のごとく、セールス訓練を実施します。
トップセールスの中には、「セルフロールプレイング」を自宅で何回も実施されるという方がおられるようです。
「セルフロールプレイング」とは、洗面所にあるような大きな鏡を利用して、鏡の中の自分に対してセールストークを語りかけ、自分のセールストークを自分で見ることにより、果たして鏡の中の自分から買いたいと思うかどうか、セルフチェックによる訓練です。
鏡を見ながらの訓練は、自分の顔の表情が鮮明に表れますので、自分でも好感の持てる笑顔を演出できているかどうかをチェックできます。
また、カセットテープにいちいち録音せず、自分で声を出して鏡を見てみると、不思議なことに、聞き取りやすくて説得力のあるセールストークかどうかもチェックできます。
ロープレを通じて、最終的に目標とすることは、「あなたから買いたい。」と言われる自分になることです。
そのためにもまずは、「自分から買いたい。」という自分にならなければ、「あなたから買いたい。」と言われる自分になれません。
家族が寝静まった夜中に声を出しての「セルフロールプレイング」はなかなかできませんが、このような手法もあるということを参考までに紹介させて頂きます。
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