「建設的な生き方」と言うより、「前向きな生き方」と表現する方が馴染みやすいことと思いますが、実は専門的な表現として、「建設的な生き方(通称CL)」という表現が存在します。
「建設的な生き方」について述べれば、実は奥が深く、私なりに理解しやすいように要訳した説明を述べさせて頂きます。
「建設的な生き方」とは、アメリカの文化人類学者である レイノルズ博士が、日本の伝統的な 2つの精神療法である森田療法と内観療法の手法を基に、「実際的な人間」になるための教育法です。
「実際的な人間」というのももう一つピンと来ないかもしれませんが、簡単に言えば、理屈や感情などを排する考えを持った人間ということを意味します。
森田療法の考え方では、自分の人生を自分の力(自力)で乗り越えていくことの重要性を学びます。
内観療法の考え方では、自分の人生は沢山の人や物の お陰(他力)で支えられていることを学びます。
私たちは自分の力(自力)で生きていかなければならないことも、 他人のお世話(他力)にならなければ生きていけないことも、 両方とも事実として認めなければなりません。
CLはこの2つの療法の法則を日常生活や仕事に取り入れ、実践しやすくした教育方法です。
CLを実践することにより、自分と回りの世界、人との関係に良い効果をもたらし、充実した生き方を実現できます。
CLという言葉と意味を最近知ったところですが、是非とも実践していきたいと思わされた言葉でした。
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