中小企業の街、東大阪発「一日一語」

ネガティブ・ケイパビリティー(Negative Capability)

「ネガティブ・ケイパビリティー」という言葉を最近、書物で目にしました。

聞き慣れない言葉でしょうが、失敗や障害、挫折を跳ね返す能力のことを意味します。

直訳すると、「負の能力」といった、否定的なイメージになるでしょうが、実はその反対です。

目標達成に向けて、失敗や障害、挫折は付き物でしょう。

むしろ、避けて通ることはできないと思います。

それらを跳ね返していかないことには、目標達成には到達できません。

成功する人生を送るには、ネガティブ・ケイパビリティーを発揮して、どんな失敗や障害、挫折、更には困難に遭遇しても、そこであきらめることのない強い心構えと、失敗から学んで成長していく心構えが必要かと思いますが、いかがでしょうか？

　　

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中村天風氏の語録

歴史上の人物で、日本初のヨーガ行者の中村天風氏の語録に、以下のような語録があります。

「この船は沈みやしないかと考えていたら、船旅の良さ、快適さは何もない。人生もまたしかり。」

私なりには、非常に印象に残った語録です。

船に関する例えでの語録ですが、船であろうが、飛行機であろうが、その他の公共交通機関であろうが、マイカーであろうが、乗り物には、全て事故のリスクは付き物です。

人間にはだれ一人として例外なく、いつかは必ず死が訪れます。

考えればきりのない心配をしたり、死ぬことを恐れていては、素晴らしい人生を送れるとは、思えません。

むしろ、心配や死の恐怖を忘れるほど、目の前のやるべきことや、自分がやりたいことに集中し、生きることに夢中になれば、素晴らしい人生を送れるのは間違いないかと思います。

「生きて死んでるより、死ぬまで熱く生きたい！」

これは、私の信条です。

　　

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Ａ４の紙１枚分の資源

最近、エコに関して、ある経営者から聞いた話ですが、Ａ４の紙１枚作るのに、割り箸３膳分、苗木１本分の木を使うとのことです。

この経営者自身もこのことを知って、思い切って社内のペーパーレス化に踏み切られたとのことでした。

社外に対し、パソコンを使わない人との打ち合わせ等では、従来通り紙の資料を活用せざるをえないものの、パソコンを使える人との打ち合わせでは、資料を電子化して活用されるとのことです。

とにもかくにも、Ａ４の紙１枚分の資源を聞けば、とてもとても恐ろしくて、簡単に大量に紙を消費しようとは、思わなくなりました。

      

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単純明快な一語

ある書籍を読んでいたら、単純明快ながら、印象に残った一語を見つけました。

「精一杯やったらやっただけ、手を抜けば手を抜いただけの人生になる！」

まさにその通りで、たいへん同感した一語でした。

 

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強か（したたか）

「したたか」と言えば、悪人によく使われるような、意味の悪い言葉ではと、私自身は錯覚しておりましたが、実はとんでもない誤解だったということを最近知りました。

「したたか」とパソコンや携帯電話で漢字変換すれば、「強か」と変換されます。

意味としては、「粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。」ということです。

ということは、だれしも、強かさが必要なのではということです。

頻繁に使う単語ではありませんが、非常に勉強になりました。

　　

　　

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ＦＳＣ森林認証制度

木材に関係する仕事をされてる方であればご存知の方も多いかと思いますが、ＦＳＣ森林認証制度という制度があります。

普段では聞きなれない制度ですので、一般的には認知度が低いように感じます。

何やら難しそうに感じますが、 ＦＳＣ（Forest Stewardship Council：森林管理協議会）とは国際的な森林認証制度を行なう第三者機関の一つです。

そもそも、「森林認証」という制度とは一体何かといえば、森林を適切に管理し、そのような森林から生産された木材を使って製品を作り、流通させ、消費者に届けるという、森林の望ましい管理方法と、その森林に由来する製品を認証する制度です。

ＦＳＣは、森林環境保全に配慮し、地域社会の利益にもかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材を認証するだけでなく、このＦＳＣのマークが入った製品を買うことで、消費者も世界の森林保全に間接的に関与できる仕組みです。

よって違法伐採したような木材には、ＦＳＣマークが入ることはありません。

ＦＳＣについての詳細は以下のサイトで公開されています。

http://www.wwf.or.jp/activity/forest/sus-use/fsc/index.htm

木材に関係する仕事をし、ＩＳＯ１４００１を認証取得されてる会社であれば、何かと関連事項は多いことと思います。

弊社の南大阪工場、三重工場ともにＩＳＯ１４００１を審査登録されてはいますが、工場内では木材加工は行っておりませんので、直接的に関わることはありません。

何はともあれ、弊社とは縁遠いような制度とはいえ、環境について考えさせられることが多く、勉強にもなるような制度です。

 

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仕事の「パプリカ」

私の出身大学（近畿大学）にて、現在講師をされてる河村晴美先生という先生がおられます。

河村先生とは集合研修会にて知り合い、偶然にも昨年より、私の出身大学の文芸学部にて講師をされておられ、コーチングとメンタルヘルスに関する会社も起業されてます。

しかもかれこれ書籍を４冊出版されてます。

その河村先生からの学びをまとめます。

仕事に対する心構えとして、河村先生が、仕事の「パプリカ」を創作されました。

●パ　→　パッション（情熱）

●プ　→　プロ意識

●リ　→　リスクテイク

●カ　→　かっ飛ばす

昨今では経営者であろうが、ビジネスマンから学生まで、失敗を恐れて保守的になりがちな心構えを払拭すべく、創作されました。

最後の「かっ飛ばす」には勇気付けられます。

 

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３Ｓ（スピーディー・すごい・さすが）

「３Ｓ」と言われれば、私は「整理・整頓・清掃」が真っ先に頭によぎります。

ところが、「スピーディー・すごい・さすが」を「３Ｓ」としてまとめられているメルマガ配信を見ました。

「遅い・のろい・とろい」は、だれにでもできます。

「スピーディー・すごい・さすが」は感動を与え、自分を磨かなければできません。

「整理・整頓・清掃」でも共通しますが、感動を与える「３Ｓ」の実践には、まだまだ私は程遠いですが、コツコツと実践を積み上げていってます。

　　

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「話の点滴をしてもらう」、「元気付く言葉のシャワーを浴びる」

だれしも自分なりに、元気の出る話を聞いたり、一度に複数の元気付く言葉に出会ったりしたことは、幾度もあることでしょう。

これらのことを、うまく表現された文面を見つけました。

「話の点滴をしてもらう」

「元気付く言葉のシャワーを浴びる」

これほどの表現力には感銘しました。

　　

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螺旋（らせん）的発展の法則

螺旋（らせん）的発展の法則という法則名を最近知りましたが、代表されるのが、日常業務でＰＤＣＡサイクルを回してスパイラルアップしていくということですが、ものや文化が発展していくにも、螺旋（らせん）的発展の法則に従っていると見受けられることがあります。

例えば、コミュニケーション手段においても、

対面（聞く、話す）　→　手紙（読む、書く）　→　電話（聞く、話す）　→　メール（読む、書く）　→　テレビ電話（聞く、話す）　→　・・・

と続いていくように思います。

（聞く、話す）と（読む、書く）を繰り返しているように、右肩上がりではなく、螺旋階段がのぼるように、１周まわって元の位置に戻りながらも発展していってることがわかります。

日常のビジネスにおいても、

対面販売（商品の説明）　→　通信販売（商品の説明付）　→　対面販売（付加価値営業）　→　・・・

といった感じで螺旋（らせん）的発展の法則に従っているような現象も、探せば身近なところで起こっているのかもしれません。

いずれにせよ、現在の延長線上で右肩上がりに発展するということは、安易に考えられるものではないのではと思いますが、いかがでしょうか？

　　

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